Apple Intelligenceで劇的に変わる営業活動

Apple Intelligenceで劇的に変わる営業活動

こんにちは、鈴木です。

このブログでは、自分が日々取り組んでいることや、ビジネスに役立つ情報を色々と発信しています。
今回は、4月1日から日本でも使えるようになった「Apple Intelligence」の「電話音声の文字起こし」と「要約」について、自分の視点で紹介します。

そもそもApple Intelligenceって何?

「Apple Intelligence」はApple社の音声認識技術をはじめとしたAI機能を指す言葉です。
イメージとしては、iPhoneの「Siri」がさらに進化し、電話を高精度で文字化さらに重要ポイントなどを要約してくれるイメージです。

自分はこの技術のおかげで、「時間」や情報共有の手間が大幅に短縮されました。

電話音声のAI文字起こしのメリット

「電話」や「打合せの内容」をいちいちメモに取るのは大変。
しかも、長時間になれば一部を聞き逃したり、記憶が曖昧になってしまうことも・・・・・

そこでApple Intelligenceを活用した通話の文字起こしを使うと、以下のメリットがありました。

  • 正確な記録:認識精度が高いので、長時間にわたる電話でもすべてテキスト化
  • 社内共有がカンタン:テキスト化されたデータは「営業管理ツール」や「SLACK」などで素早く関係各所へ共有
  • 振り返りがラク:後からキーワード検索で簡単に記憶の呼び戻しができる
自分がおこなった実際の8分間の通話の要約
自分がおこなった実際の8分間の通話の要約

実際に使ってみると、通話中に思いついた「ネクストアクション」や先方から伝えられていたことが半分くらいしか記憶できてなかったなんてことにも気づかされました。

↑業務効率がぐっと上がる予感!

真打ち「AIテキスト要約」

通話内容がそのまま文字起こしされた膨大なテキストを、そのままずらっと読むのは正直しんどいですよね?

そこで、AI要約機能が活きてきます。
AI要約を使って、重要なポイントだけをピックアップ、よりスピーディに内容を把握。

  • 通話内容の簡潔化:長時間の電話でもポイントだけを素早く確認
  • Todo:膨大な会話からいつまでに何をしなければ?や来社予定などかいつまんでまとめ

私自身、外出中などのメモがとれない環境で通話が長時間になると最初に話した内容の記憶曖昧になりがちですが、要約機能のおかげでミス・漏れ・ムダな記録にかける時間が激減しました。

実際に使う手順の例

「自分の場合はこんな手順で」という例を、ざっくりご紹介。

  1. 電話の録音:iPhoneの電話録音機能で通話を録音
  2. 通話後:Apple Intelligence対応になったメモ(標準アプリ)に自動的に音声データがわたされる
  3. 文字起こし:自動で「メモ」が音声のテキスト化
  4. 要約:文字起こしされた物をさらにApple Inteligendedeで要約、重要ポイントを抽出
  5. 確認・修正:誤認識や業界用語の変換ミスがないか最終チェック

導入時に気をつけたいポイント

個人情報や機密情報の扱い:録音やデータ共有の際には徹底したセキュリティ対策を

専門用語への対応:業界独自の用語や固有名詞は誤変換が多いので要チェック

根拠の検証:100%正しい文字起こしを期待するのは危険。結果をざっと見直すひと手間が大切

こうした注意点をしっかり踏まえて導入すれば、ビジネス上での無駄や見落としを減らし、素早く次のアクションに移れるようになります。

おわりに

Apple Intelligenceを活用した「電話の文字起こし」と「要約」が実用レベルに入ってきたことは、経営者にとって非常に大きな変化です。
今後は、社内の会議や打ち合わせ、業務報告などにも応用していく予定ですが、目的とルールを明確にした上で、

「人間の記憶力」を補完する“AIの耳”

として位置づけていくと、効果的に使えそうだと感じています。

まだ始まったばかりのApple Intelligenceですが、実務へのフィット感は今後どんどん高まっていくはず。こうした新しいツールを、実験的に取り入れていくこと自体が、組織の思考やスピードを一段上げるきっかけになると思います。

興味のある方は、まずは簡単に社内通話で試してみてください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
ぜひ皆さんの職場や日常生活でも、Apple Intelligenceを活用し忙しさから解放されてみてはいかがでしょう?

気づきカテゴリの最新記事